◇◆◇ 12月のおしゃべり ◇◆◇

 

  ◇◆◇ ナナの病院  2003/12/20 ◇◆◇

 今日、ナナを病院へ連れていきました。検査の結果はあまりよくありませんでした。数値が上がってきています。お水をよく飲むのですが、それだけでは水分補給もたりてないようで、脱水もおこしているから、点滴をやらないと駄目みたいです。

 このまま、点滴をやらなくていいくらいに復活しそうな勢いだったので、「もしかしら、あともう少しで点滴の管もはずせるかもしれない」と、期待していたのですが、それは甘かったようです。やはりまだまだ点滴をやらないと無理なようです。腎臓も相変わらずよくない数値です。

 

 また、点滴生活になってしまいました(>_<) でも、以前のように毎日きっちり8時間かかさずやらなくてもいいみたいです。いちよう毎日やる予定ですが、時間がないときは途中でストップしたり、どうしてもできない日は、1日ぐらいしなくても大丈夫そうです。

きっとナナの場合、これからも点滴は長いお友達になりそうなので、気長に楽にできるように考えていこうと思っています。これからお薬と点滴の両方になってしまいますが、また頑張らなくちゃ〜

ナナにもがんばってもらいたいです。

 

  ◇◆◇ トイレ掃除  2003/12/17 ◇◆◇

  ポンの悪ガキちゃんは、あいかわらず姫を困らせることばかりしています。ナナにバトルをしかけに行かないように、と、看病上の都合などにより、

ナナを寝室に隔離していました。でも、最近はナナも元気になってきたし、

寝室のドアは留守と寝る時以外は開けっ放しにしています。

 寝室はほとんどナナの部屋となっているので、ナナ専用のトイレも置いてあります。そしてなぜかポンは、そのナナのトイレでおしっこやう○ちをするのです。ポンのトイレはちゃんと別のところにあるし、キレイになっていても、関係なくナナのトイレを使うのです。まったくどうしてだかわかりません。そして終わった後は、かならず砂を部屋中にばら撒いてくれます。

 姫も一緒に寝ている部屋なので、神経質な姫はナナがトイレを使うたびに、すぐかたして、毎日こまめに掃除機をかけて、掃除をしています。ところがようやくきれいになって、ホッと一息いれていると、いつのまにか砂をかく音が・・・ またポンがトイレを使用し、砂をばら撒いているぅ〜〜〜〜!

「せっかく掃除したのに!」 ムカッ! 先日なんて1日に3回も掃除機をかけました〜(T△T)

 頻繁に汚されるのもこまるのですが、ナナのおしっこの回数などを記録しているので、たまにどっちのものだかわからず、こまってしまうこともしばしば・・・

でも、できるだけナナを自由に行き来できるようにさせてあげたいので、ドアを閉めっきりにするわけにもいかず、毎日トイレ掃除に追われている姫なのです(>_<)

これからもポンと姫の対決はつづくのであろうか???

 

  ◇◆◇ ナナの検査結果  2003/12/15 ◇◆◇

  昨日はナナの病院の日でした。先日腎臓がよくないから、朝一番のおしっこをとってくるように言われていたので、なんとかして朝一のおしっこを採ろうと、必死になって寝不足状態の姫でした。苦労したのに、結局朝一は失敗に終わり、2番目のおしっこをもって、病院へ行きました。

 

 検査の結果は、GPT、GOTなどの肝臓にかんする数値は下がっていました。でも、正常範囲よりかなりまだ高いです。ビリルビンという黄疸の数値もさがり、胆管から胆汁がうまく流れなかったのが、だいぶ流れるようになってきたとのことです。点滴などの治療とナナの自然治癒力のみで、ここまでよくなったということです。

 先生も「手術jをして成功すれば、ケロッとよくなってしまうけど、あの時は体力の問題があり、どうするか悩んでいたけど、ここまで回復したのだから、手術をしないでよかったのかもしれません」とおっしゃいました。「ここまで元気になったらたいしたものだ」と感心もしていました。ただ、白血球の数値がまた上がっています。この数値は炎症や感染などの影響によるものみたいです。このままでは、また悪くなってしまうので、やはり抗生剤は飲むようになりました。

 腎臓のほうは、あまりよくない結果です。おしっこの濃度が薄く、老廃物が出てくれていないようです。朝1番のおしっこではないので、確実な結果はえられませんでした。

 

 今日からまた、お薬を飲む生活です。点滴は食欲がなくなり、脱水をしていたらやるということになりました。いい結果と悪い結果とで、複雑なところもありますが、どうにか「死」というものからは遠ざかってくれたといえると思います。うれしいです。奇跡はおきるのですね〜 

 私も精神的にだいぶ楽になりました。すこしずつ他のことも出来るようになってきたし、ナナを置いて出かけることも4時間ぐらいまでできるようになってきました。最終目標は点滴用の管が必要でなくなり、とれるまでだと思っています。

 

  ◇◆◇ ナナへのクリスマスプレゼント  2003/12/12 ◇◆◇

  今日、ポンのそっくりさんのララちゃんのママ、ころさんからナナへクリスマスプレゼントが届きました。それは「プロポリス」です。ブラジルで家族用に精製してるもので、販売用の商品ではないそうです。それをあるかたにご無理を言って、わけていただいたそうです。ころさんのやさしいお心遣い、涙がでるくらいうれしかったです。そしてとても暖かいころサンタさんからのクリスマスプレゼントで、ナナもきっともっともっと元気になってくれるかもしれません。

プロポリスは直接病気が治るものではないのですが、体力維持、風邪の予防、肝炎の時にも良いそうです。さっそく明日からナナに飲ませてみます。

ころさん、ほんとうにありがとうございました♪

 

  ◇◆◇ ナナ、点滴生活から開放  2003/12/8 ◇◆◇

  昨日ナナを病院へ連れていきました。すごくうれしいことに、食欲があってご飯を食べているのなら、点滴をしなくていいと言われました。あの8時間の点滴生活から開放されると思うと、とてもホッとします。この一週間、姫はかなりストレスがたまってしまいました。自分自身がおかしくなってしまいそうなところまで来ていたのです。これで少し楽になれる・・・とおもうと気分がようやく明るくなりました。

やはり看病は大変です。

 

 血液検査の結果、肝臓の機能はよくなっているそうです。だから次回の診察までの一週間は、食べてるかぎり点滴なしで、食欲がなくなったら点滴をすることになりました。ただ、先生いわく点滴しないでいると、おそらく3日間ぐらいで食欲は落ちるかもしれないそうです。姫はひたすら「このまま食欲旺盛でいてくれ〜」と願うのみです。

 

 それから困ったことに、今度は腎臓の機能のほうがよくないそうです。次回おしっこを調べるために、朝一番のおしっこをもっていかなければなりません。またまた難しいことを・・・

腎臓は血液検査よりもおしっこを調べるほうが早いそうです。

おしっこは血液をしぼりだして作られるのですが、そのときに老廃物がおしっこと一緒に流れるそうです。しかしその老廃物が流れないと体に逆戻りしてしまうとのこと。

 

 こんどは腎臓・・・ いったいどうなっているのか・・・ 頭が痛いことばかりです。でも元気になってくれたことは奇跡に近いのではないかと思うのです。一週間前は、あと2・3日しかもたないと言われていたのです。食べ物ももう口からは無理とまで言われていたのです。それがここまで元気になってくれるとは思いませんでした。あの時、ただ諦めて家へ連れて帰るだけだったら、きっと2,3日で終わっていたかもしれません。そう考えると家で点滴をしてよかったと思います。

 なんだか、すごくうれしいのと、ホッとしている気もちと、不安と、心配と、考えさせられることや・・・

とても気持ちが複雑です。どうも今日はうまく書くことができません。変な文章ですみません。

 

  ◇◆◇ ナナ、家での点滴生活  2003/12/6 ◇◆◇

  ナナが家に戻ってきて、1週間がたちます。家でリラックスしていられることが、とてもいいのでしょうか?ナナは大変元気でいます。そして信じられないくらい食欲旺盛です。あれほど食べてくれなくて、先生にも「もう口からは無理でしょう」と言われていたのに、それがまるで嘘のように食べるのです。姫の顔を見るたびに、「お腹すいた〜!」と鳴きます。何をあげてもガツガツとたいらげてしまいます。最初は足・腰が弱っていて、ふらふらとしていたのに、だいぶしっかりとしてきました。爪とぎをしたり、毛づくろいをする余裕もあるみたいです。なんだかこのまま昔のナナに戻るのではないかと思ってしまうくらいなんです。

 ただ、これだけ食べているのに体重が増えてくれません。ナナが元気だったころは4.8kg位でしたが、急激に痩せてからは、4.2kg位になり、今では3.8kgなんです。おとといやっと4kgにまでなってくれたのに、昨日はいきなり3.6kgまで落ちてしまいました。食べているのに・・・なんでなのか? 

食べても吸収しないのかもしれません。耳も黄疸になると黄色になるそうですが、ナナの耳もピンクではなく、うっすら黄色になってきている感じがします。点滴で脱水を補って、たくさん食べて体力はつていても、胆のうの機能は治しているわけではないので・・・しかたありませんね。

 どうもここまで元気だと、期待してしまうこともあるのです。ただ、過剰に期待をしてしまうと、後で辛くなるので、できるだけ何も考えないようにして、今できる限りの看病をしています。

 点滴は長すぎてけっこう辛いです。ここ最近は点滴の時間が姫のPCタイムとなっています。

しかし・・・思う存分ネットに熱中できると思いきや、睡魔が襲ってくるのです。この睡魔との闘いがかなりしんどい。明日は病院へ行くので、点滴の時間がもう少し短くできないか聞いてみるつもりです。

 

  ◇◆◇ ナナ、今までの経過  2003/12/5 ◇◆◇

1129日(土)

 今日からいよいよナナの点滴生活です。午前中にすべての準備をしなければなりません。点滴中に入ってもらうサークルを買って、ヒーターを買って、タオルやブランケットなどのこまごましたものも用意しました。危険なベットはダーリンが解体して、安心してトイレにいけるようにマットだけにしました。こうして寝室がナナの部屋となりました。これからは私とナナが寝室で寝て、ダーリンとポンが和室に寝ることとなり、結婚してから初の夫婦別居生活になります。

 

 午後になり、ナナを迎えに行きました。点滴をしていたせいかなぜか顔が少しまるくなって、目の輝きもでて、元気になっていました。やはり点滴をするといいみたいです。

そして点滴のやり方を教わりましたが、けっこう怖いものです。空気が入ってはいけないし、ちょっとでも菌が入ってしまったら大変なことになるので、かなり慎重にやらなければ・・・首のところから管が出ているので、その蓋をはずして、点滴の管をはめ込むだけなのですが、なれるまでは怖いな〜

 

 家に着いて、少し落ちついたら、お腹すいたとなくので、さっそく煮干をあげたら、おいしそうに食べました。食欲がすごくあるようで、たくさんあげたいけど、また吐いてしまうと怖いので、少しずつ1時間おきぐらいにあげるようにしていきました。夜はじめての点滴をスタート。6時間と聞いていたのに、最低でも8時間はかかってしまいます。点滴をやっている最中は、目が離せないので、ずーとつきっきりでいなければなりません。8時間はきついです。これだけ長いとナナも飽きてきてしまい、サークルからでたがってしまいます。ようやく点滴も終わり、ベットで一緒に寝ようとしたら、明け方「お腹すいた〜」となきまくり、まったく寝てくれませんでした。おかげで私は睡眠不足になり、心配していた喘息が出てきてしまいました。でも食べてくれることはうれしいです。少しでも食べて体力をつけてほしいですからね。

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「今までの経過」はこれで終わりになります。これからは通常どおり、リアルタイム?でまたそのつど

こつこつと書いていく予定でおります。現在ナナは元気です。毎日8時間の点滴を頑張ってやっています。たくさんのかたに心配していただき、感謝しております。あたたかい励ましの言葉も、とてもうれしく思っております。みなさま本当にありがとうございます。こんなにたくさんの方が心配してくれるなんて、ナナは幸せだと思います。

 

 

 

  ◇◆◇ ナナ、今までの経過  2003/12/4 ◇◆◇

1127日(木)

 今日は缶詰を食べてくれたので感激。しかし水をたくさん飲んで、その後吐いてしまいました。(水はあまりたくさん飲んではいけないそうです)やはり吐くと体力が低下してくるし、脱水もおこしているようで、ぐったりと体をだるそうにしていました。点滴もやってないので、かなりだるそです。いくら家はリラックスできても、体のほうは点滴がないと無理なのかもしれません。

 

 今日の夕方、ようやくダーリンが出張から帰ってきます。でも帰ってきたらすぐにナナを病院へ連れていかなければなりません。今日からまた入院して、点滴の管を体に入れる手術をするためです。一度家に帰ってこれたのに、再び病院に連れて行くのは、とてもかわいそうでした。でもしかたありません。これから少しでも楽に過ごせるためです。

 

 ナナを病院へ連れていったときに、先生とまた点滴の手術について色々と話し合いました。だいぶ脱水をおこしているようなので、今日からまた点滴をして、様子をみるとのこと。「入院中にナナの体力が低下したり、あまりいい状態ではなかったら、絶対管を入れる手術はしないでください」とたのみました。あとはもう先生の判断にまかせるしかありません。ただ、「この点滴は治すためのものではなく、少しだけ延命をさせるためのものですから」と念を押されました。

 

 家にかえってからは、さすがに疲れがどっとでました。いままでの精神的な疲れ、毎日のように泣いていたので、そのせいか頭痛や首筋が痛くなり、たった1日だけでしたが、ナナの看病疲れ、もう体中だるいし、肩はコチコチに凝っていて、背中はパンパンにはっていました。ダーリンにもみほぐしてもらい、一晩熟睡することができて、やっと楽になりました。これからが大変なのに・・・大丈夫なのだろうか・・・

 

1128日(金)

 朝、病院へ電話するようになっていたので、先生に電話をしました。ナナの様子は昨日と変わりはないようです。確認のため点滴生活についていくつか質問されました。昼間は家にいられるのか?仕事はどうするのかなどです。私は時間の調整はできるので、大丈夫だとは思いますが、私自身の体のほうがあまり健康でないので、そこらへんが不安でした。点滴は14時間と聞いていたのに、最初は6時間と言われてしまいました。先生もこれからの点敵生活や看病に、私がやっていけるのかと心配して、管を入れる前に確認されました。「もし無理なようなら、病院で面倒をみる。それか点滴を諦めて、家に連れて帰る。どうしますか?」でも私は「大丈夫です」と返事をしました。点滴をして楽になるのなら、やってあげたいという気持ちはかわりません。

 

 午後2時に手術の報告の電話がくるはずなのに、なかなかこないので、心配になり、3時半ごろこちらから病院へ電話しました。無事に終了して、もうナナも目を覚ましているとのこと。ホットしました。これであとはナナも家でリラックスしながら点滴生活を送ることができます。明日の午後2時に迎えに行きます。「ナナ!もう1日だけ我慢してね〜」

 

29日へつづく・・・

 

  ◇◆◇ ナナ、今までの経過  2003/12/3 ◇◆◇

1126日(水)

 夕方また友達にお願いして、病院までナナを向かえに行きました。途中車の中で、「点滴まではずしてしまうの?」と聞かれました。ほとんど食べてくれないナナにとって、点滴だけで生きているようなものです。点滴をはずせば脱水症状がでて、23日で終わりになってしまうでしょう。私もこのことは悩んでいました。

 

 病院で先生に点滴について色々質問をしました。私とダーリンのように素人が点滴をする場合、手にするのは無理なので、首のところの動脈から管を心臓の近くまで入れてしまうそうです。そんなに心配をするものではないらしいのですが、それでも麻酔はかけるので、リスクゼロではありません。でも、点滴をすればだいぶ楽になるようです。しかし点滴をしても少しだけの延命にしかならないのは事実です。(2,3日の命が1ヶ月に延びたぐらい)私は延命というより、ナナが生きているかぎり、できるだけ苦痛をとってあげたい、少しでも楽にしていられるのならと思い、点滴生活をすることにしました。

 この日はもう遅く、管を入れることはできないそうなので、一度家へ連れて帰ることとなりました。車の中でナナをひざに抱きかかえたとき、ものすごくうれしかった。このぬくもりを味わえるうれしさで、涙が止まりません。そして「手術しなくてきっとよかったんだ」と思えたのです。こうしてもう一度家に帰れる。こんなにうれしいことはないです。

 

 家についてから、ナナのために買っておいたベットに寝かそうとしたら、そこには見向きもせず、いつも寝ている私たちのベットへ上ろうとするのです。しかし体に力がないし、腰もぬけているので、上れずに落ちてしまいました。どうしてもベットの上がいいらしいので、慌ててボックスを並べ階段を作りましたが、やっぱり危険です。 落ちたら大変と思うと心配で目が離せないのです。この日は一晩中寝ることができませんでした。すごく疲れましたが、これからのことを考えると、これくらいで疲れているようじゃ困るな〜と不安になることもしばしば・・・

でも、ナナを見ていると今そばにいることがうれしくて、胸が熱くなるのです。生きているな〜と思えることをするたびに、うれしくなって涙がこぼれてしまう。おしっこをしている姿や、にぼしなどを食べてくれたり、水を飲んだり・・・そしてベットの上で安心して寝ている姿を見ると、「やっぱり家が最高だよね〜」とまた涙です。

 

27日へつづく・・・

 

  ◇◆◇ ナナ、今までの経過  2003/12/2 ◇◆◇

 11月25日(火)

 ナナの様子を聞くために病院へ電話をしたところ、朝、大量に吐いて、体力もだいぶ落ち、あまりよくない状態と言われ、いてもたってもいられなくなりました。その日友人が無理をして、病院まで連れて行ってくれました。最悪なことにダーリンはこの日から3日間出張だったのです。

 病院へ行ったら、究極の選択をせまられました。このままだともう助からない、手術をすれば、助かる可能性はあるが、体力がもつか・・・いちかばちかの賭けでした。

もし成功すればご飯も食べられえるようになり、元気になってくれるそうです。「手術をするのなら一刻も早くしないといけないので、明日には実行しなければならないが、そうするとナナに会えるのは、今日で最後になってしまうかもしれません」と言われました。そんなことを言われて手術をする決断なんてできません。究極の選択に私はただひたすら泣きじゃくるしかできないでいました。私には決められない・・・

結局1日だけ待ってもらうことにしました。手術は明日の午後だから、午前中までに決断をすることにして、いちど家に戻りました。

 一緒についていてくれた友人はこのままでは死んでしまうのなら、少しでも助かる可能性に賭けてみたら?との意見でした。私もその考えに傾きつつありました。でも手術をしたことにより、死んでしまうかもしれないと思うと、どうしても怖くて・・・やっぱり決断ができません。夜、ダーリンと電話で話しました。ダーリンは手術はしないで、家へ連れて帰るという考えでした。その他、母や友人など何人かの人と話しましたが、手術賛成と反対と意見はありました。私もはじめは手術にかけてみようと思ったりもしました。あと何日もないのなら、可能性にかけるほうがいいのかも・・・? それに変な言い方ですが、もしこのまま苦しんで死んでいくのなら、手術中に死んだほうが、何もわからず苦しまないですむのかもしれない・・・つまりある意味安楽死に近い考えです。でも、母に言われて気づいたのですが、手術だけでなく、術後もあるのです。たとえ手術に成功したとしても、術後の体力がもたないかもしれません。そうなったら最悪です。病院で苦しんで辛い思いをして死んでいくなんて・・・ 

 冷静にナナの状態を考え、多分この体力では無理と思いました。だから最終的には手術をやめて家へつれて帰る決断をしたのです。もちろんここでつれて帰るということは、あと23日ぐらいしかもなたいのを覚悟で、自分が家で看取るということです。助かるかもしれない可能性を断ち切ってしまうのです。本当に苦渋の選択でした。こういう時に限ってダーリンがそばにいてくれない・・・ すべてを私ひとりで決めなければならないなんて・・・

でも、この苦しみの中で、私は思いました。きっとナナは私の子だから、すべて私が決めるように神様がそう言っているのだと・・・そう思うようになってからは、もう迷いよりも、決心するというほうへ気もちもかわってきました。こうなったら、とにかく最後まですべて私が決断して私の腕の中で命が消えるまで見守ろうと決心したのです。

26日へつづく・・・